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『千と千尋の神隠し』のハク、安倍晴明の”着物”の名称・用途は?

2018/11/19
 
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金沢近くの生まれ。 好きなものは和風なものと猫。 本人は「はんなり」とは程遠い存在です。
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ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のハク安倍晴明などが着ている着物の名前を知っていますか?

この2つの着物はよく似ていますが、少し違うようです。

気になったので、平安時代の着物の名称・用途を調べてみました!

 

狩衣(かりぎぬ)

「狩り」の「衣」という言葉通り、もともとは貴族が外で狩りをする時に着られていた服。

着用も簡単で動きやすく、普段着として定着しました。後に礼装となり、現在では、神社の神職者の方が着ています。

相撲で審判の方が着ている着物は、「行司装束」といい、また別のもののようです。

下に着ている着物「単(ひとえ)」が、肩の下辺りから見え隠れするのが特徴です。

 

フィギュアスケーターの羽生結弦選手のプログラム『SEIMEI』で着用していた衣装も、この”狩衣”がモデルだそうです。

当時本当に着ていたかどうかは分かりませんが、安倍晴明が着ていた着物の名前も”狩衣”でしょう。

話が逸れますが、浅田選手のプログラム『蝶々夫人』の衣装も着物をイメージしていたりと、最近のフィギュアスケート界では日本の文化が受け入れられているようで嬉しいですね(*^^*)

 

水干(すいかん)

貴族の少年、平民の普段着。こちらも後に礼装となりました。

正式名称は「水干狩衣」で、狩衣を簡素にしたものです。

「狩衣」との違いは、主に身分の差と年齢でしょう。

残念ながら、現在「水干」を目にする機会は、コスプレや着用体験を別にしてほぼ無いと思われます。

 

当時少年が着ていたものなので、ハクの着ている着物は”水干”だということが分かります。

また、源義経が子供だった頃の牛若丸おじゃる丸が着ている着物もこの”水干”だと思われます。

 

おわりに

ハクの着物は”水干”、安倍晴明の着物は”狩衣”だということが分かりました!

どのような着物なのか考えながら、当時を舞台にした作品を見てみるのも楽しいのではないでしょうか。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました*

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金沢近くの生まれ。 好きなものは和風なものと猫。 本人は「はんなり」とは程遠い存在です。
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